疑惑のワリエワ、まさかの乱調 暫定4位に泣き崩れる
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【北京共同】北京冬季五輪フィギュアスケート女子でドーピング問題が発覚したROCのカミラ・ワリエワが17日、SP首位で迎えたフリーで5位と失速し、大本命だった個人種目で4位に沈んだ。調査は継続中のため、今大会の成績は「暫定」扱いとなる前代未聞の事態。疑惑の目が向けられた天才少女はまさかの乱調に泣き崩れた。
騒動前までは正確無比だったジャンプが大きく乱れた。4回転ジャンプやトリプルアクセルで転倒や着氷の乱れが相次ぐ。演技後は顔を手で覆い、得点が出ると感情をこらえ切れなかった。今季、世界最高得点を連発したフィギュア界のニューヒロインは初の五輪を悔し涙で終えた。