森重航 30年札幌五輪招致に期待「そこまで続けたい」500メートル銅メダリスト
北京五輪スピードスケート男子500メートルで銅メダルを獲得した森重航(21)=専大=が19日、会見した。同種目で日本勢12年ぶりとなるメダルをつかみ取り「うれしい気持ちでいっぱい。表彰台を目標としていたが、実際に(メダルを)獲ってみると驚きばかり」と喜びをかみしめ、「4年後、8年後はこれ以上の成績を期待される。応えられるように頑張りたい」と金メダルにも意欲を燃やした。
今大会、女子では高木美帆が金を含む4つのメダルを獲得。森重は「金メダルは本当に難しいものだとこの舞台に上がって思った。その中であれだけのパフォーマンスをして、勇気、感動を与えてもらった。自分もそういう存在になりたい」と刺激を受けた様子だ。
8年後の30年大会は開催地として札幌が立候補している。「札幌五輪に決まったら、そこまでスケートを続けたいと思っているので、決まればうれしい」。98年長野五輪以来となる日本での冬季大会を待ちわびながら、エースへと成長する。