美帆&坂本で実感…“笑う門には福来る”ってホントだなぁ
17日間にわたる冬の祭典が幕を閉じた。まず毎日のPCR検査をクリアし、無事戦い抜けたことを誇りたい。そう、五輪は戦いだ。寒さ、体力、気力、空腹。何より時間との戦いでもある。
実は、だ。スピードスケート女子で大活躍した高木美帆の序盤戦、顔色が良くないと感じていた。ただ、2種目目の1500メートルのメダル授与式後の取材で、顔つきが変わった気がしていたのだ。後々本人が「顔が暗いと家族から言われた」と明かしているが、あながち記者の目も間違っていなかったようだ。
そんなことを考えていたとき、フィギュア女子の坂本花織が銅メダルを獲得した。坂本は本当にいつもにこやか。「笑う門には福来る」とは本当なのだと強く感じた。
やっぱり顔つきは大事。自分もニコニコいい顔で仕事しよう。
「大上先輩、おはようございます!」
「お~、おはよう。どうした?顔、死んでるで」
「え!?」
どうやら五輪という名の戦い、敗れたようだ…。せめて帰国はいい顔でしたいと思います。(デイリースポーツ・國島紗希)