カーリング女子銀メダルに本橋麻里さん「喜ぶのが半分、次に向けてが半分」
北京五輪のカーリング女子日本代表で平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレが、20日に銀メダルを獲得した。吉報を受け、ロコ・ソラーレの代表理事を務める本橋麻里さんが21日、オンラインで報道陣の取材に応じ、「喜ぶのが半分と、次に向けて何をするのかが半分」と現在の気持ちを語った。
本橋さんが北京五輪の中で最も印象的だった試合は、スイスとの準決勝。大一番での圧倒的な試合に、「『カーリングの神様っているんだな』とプレーしてるのかなと。こつこつつみあげてきたDSC(ドローショットチャレンジ)や勝ち星がきいた。努力して良かったなと心から思えてプレーしていた。ああいう試合があの場でできるのは本当に宝物」と目を細めた。
銀メダルを獲得したチームとはまだ連絡を取れていないという。「『本当にお疲れさま』と『お帰り』が最初に出るかな」とねぎらった。
感動もあったが、本橋さんは「今朝起きて、法人としても選手としても何をすべきか考えている」と早くも次を見据えている。「組織力をあげるべきだなと他国を見ていてすごく感じました。日本カーリング協会も、一般社団法人も。負荷の分担をしなければいけない。喜ぶ先に次何をすべきかのスイッチを入れないと世界に置いて行かれる」と、4年後への思いを語った。