ブレイキン五輪代表 オリジナルコーデで日の丸背負う 湯浅「楽しむ。かつ爪痕を残せるように」
パリ五輪に出場するブレイキン日本代表が20日、都内で会見を行った。
Bボーイからは半井重幸(ダンサー名・Shigekix、第一生命保険)、大能寛飛(ダンサー名・HIRO10)、Bガールからは福島あゆみ(ダンサー名・AYUMI)、湯浅亜実(ダンサー名・AMI)の計4人が出席。日本選手団の旗手を務める半井は「(会場で)一番楽しんでやろう!というのが率直な気持ち。それがステージでの目標。それが自然とできたら、つながってくるものはあるかな」と意気込みを語った。
この日は4人がそれぞれ違った衣装に身を包んで登場。五輪では選手たちが同じユニホームを着用することが多いが、ブレイキンらしく自分の“好き”、“着たいもの”を優先したスタイルで日の丸を背負っていく。ナイキが準備した約60種類のアイテムから、選手それぞれが感性に従ってコーディネートを組んだという。
本大会の会場はコンコルド広場。男女それぞれ16人が出場し、女子が9日、男子が10日に開催される。今後は25日にパリ入りし、事前合宿で本番に照準を合わせていく。湯浅は「長い道のりで、周りのサポートがあってつかみ取った(五輪の)チケット。全力で楽しむことを大切にしたい。かつ爪痕を残せるように。BガールAMIはこういうもの、ブレイキンはこういうものというのを見せられたら」と決意を込めた。