リレー侍がパリ五輪前哨戦V 坂井、柳田、桐生、上山で38秒07 3走桐生が爆走、英国がバトンミスで失格で独走V DLロンドン大会
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「陸上・ダイヤモンドリーグ」(20日、ロンドン)
男子400メートルリレーが行われ、パリ五輪に出場する日本は1走・坂井、2走・柳田、3走・桐生、4走上山で挑み、今季ベストとなる38秒07で優勝した。2位はオーストラリア、3位は英国のセカンドチームだった。
パリ五輪本番で2大会ぶりのメダルを狙う日本は、本番を想定した走順で前哨戦に挑んだ。坂井、柳田がまずまずの内容でバトンを繫ぐと、3走の桐生が爆走し、トップ争いへ。3走から4走のバトンで、首位を走っていた英国のファーストチームのバトンがつながらず、日本がトップに立ち、上山が独走でゴールした。このメンバーに本番では前日本記録保持者のサニブラウンが加わる予定で、1走か4走に入る見込みとなっている。
今大会には米国、ジャマイカといった強豪は参加していない。14日に都内で公開された合宿で土江ディレクターは「37秒40が金メダルのライン。アメリカがしっかり繫いだら絶対に勝てない。アメリカに先行されないようなレースをすることが大事」と話していた。