「まるでサーカスの象のように」パリ五輪直前に激震 馬術金メダリストの英女子選手が馬への虐待で資格はく奪 1分間で24度殴打「言い訳の余地ない」 英報道

 英紙「ガーディアン」は23日、パリ五輪代表に選出されていた馬場馬術で3つの金メダルを獲得しているシャルロット・デュジャルダン(39)=英国=が馬への虐待が明らかとなり、資格停止処分を受け、五輪出場が剥奪されたと報じた。

 同紙によると、数年前に若い騎手を指導していた時の動画が流出。国際馬術連盟が処分を下した。デュジャルダンを告発した人物の代理人は「彼女は生徒にこう言った。『あなたの馬はキャンターの時に脚をもっと上げないといけない』と指導し、長い鞭で馬を1分間で24回以上叩いた。まるでサーカスの象のようだった」と説明した。

 ロンドン、リオデジャネイロ、東京で3つの金メダルを含む6つのメダルを獲得している同選手は五輪で英国の旗手最有力候補だったという。デュジャルダンは「言い訳の余地はない。深く恥じている」とコメントした。

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