卓球 張本美和が「まぶしい!」五輪会場練習で照明に四苦八苦「重なってボールが見えない」サーブ時に試行錯誤

 パリ五輪卓球女子で団体戦に出場する16歳の張本美和(木下グループ)が24日、本番会場で公式練習を行い、卓球台やコート、ボールの感触などを確かめた。平野美宇(24)、リザーブの木原美悠(19)=ともに木下グループ=との練習中には、照明が目に入り「まぶしい!」と顔をしかめる場面もあった。

 練習を終えた後の囲み取材では「試合会場は若干、照明がまぶしいというのが正直ある」と感想を明かし、「サーブを出す時、トスを上げる時にまぶしいなと。(照明と)重なってしまってボールが見えなかったり、サーブが終わって真っすぐ(前を)見ると、(光の)余韻というか、(視界に)残っている黒いのがちょっとあるなという感じ」と語った。

 卓球では会場ごとに天井の高さなども違うため照明が目に入る事もあるほか、バナー広告のLED、台での反射など、臨機応変に対応する必要がある。百戦錬磨のエース、早田ひな(24)=日本生命=は「この会場は風を全てシャットアウトすることは厳しいのかなという感じ。ボールが高く上がったり、大きいラリーになったときに、人が入るとまた風の感覚が結構違うかなと。あとは会場が結構豪華なので、光の加減がまぶしいところがあるかな」と印象を語った。

 張本も短い時間で試行錯誤を重ね、「慣れるしかない。サーブのトスを(照明に重ならないように)調整したり、あとはもう慣れるしかない」と言い聞かせていた。

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