男子バレー代表が五輪会場で初練習 初戦に合わせ9時から“朝活” ブラン監督「ハイパフォーマンス持ってくる」

 26日開幕のパリ五輪で、1972年ミュンヘン大会以来52年ぶりの金メダルを目標に掲げるバレーボール男子の日本代表が24日、初戦のドイツ戦(27日)と同じ午前9時頃から本番会場で初の公式練習を行った。20日の練習試合で負傷退場していた高橋健太郎(ジェイテクト)も含めて全員が参加し、時折笑顔も交えながらコートの感触を確かめた。フィリップ・ブラン監督は「いい体育館だ。ジャンプサーブもライト(照明)に邪魔されず、いいサーブが打てる気がする」とうなずいた。

 1次リーグ初戦のドイツ戦は、27日の午前9時(日本時間午後4時)から行われるだけに、本番に合わせた“朝活”となった。「朝9時にプレーするのは難しいとは思うが、相手のドイツも同じこと。この時間に合わせて早く起きたり、動きを練習してきた。9時にハイパフォーマンスを持ってこられるようにしたい。いつもなら(運営側から)9時に練習だと言われたら不満を漏らすこともあるが、今回はそういうこともなくやっている」と受け止めた。

 また、フランス出身の指揮官にとっては、地元での晴れ舞台となる。「最初は英語をしゃべっていたので(周囲からは)フランス人と気づかれなかったこともあったが(笑)」とフレンチジョークを交えつつ、「この3年間、準備していたのは、もちろんこのフランスの地で戦うため。ただ、(個人ではなく)チームとして挑みたい思いがあるので、まずはチームとして(1次リーグ同組の)ドイツ、アルゼンチン、米国戦にフォーカスして戦いたい」と感傷は脇に置いていた。

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