サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の主将を務めるＤＦ熊谷紗希（３３＝ローマ）が２４日、パリ五輪の１次リーグ初戦・スペイン戦（日本時間２６日午前０時開始）を前にオンライン取材に応じ、初戦を勝利する重要性を勝った。

　本番を目前に「本当にいよいよだなと。このために自分たちが準備してきたので、明日はそれを出すだけ、チャレンジするだけかなと思う」と意気込みを語った熊谷。その上で初戦のスペイン戦は「もちろん大事な一戦になる。良い意味でチャレンジャーとして、昨年と同じ戦い方はしたくない」と話した。

　昨夏のＷ杯でも１次リーグで対戦。勝利こそ収めたが、ボールの支配率ではスペインに主導権を握られた。それを踏まえて初戦へ向けては「前半の立ち上がりから、自分たちも勢いをもって行きたい。その中で得点が生まれることがベスト。守備としては何としても前半の失点ゼロというところが重要になる」と理想の展開を語っていた。