バレー練習に石川佳純さん 石川祐希取材にも参加 高橋藍「足首100%ではないが痛みがあってもやるだけ」
1972年ミュンヘン大会以来52年ぶりの金メダルを目標に掲げるバレーボール男子の日本代表が25日、パリ市内での練習を報道陣に公開した。会場には、卓球女子で五輪3大会連続メダリスト、フジテレビのパリ五輪SPキャスターを務める石川佳純さんも取材で姿を見せた。
グレーがかったペパーミントグリーン系のパンツスーツ姿の石川さんは、選手の視線に入る場所を通る際は、少し背中をかがめるようにして歩き、背筋をピッと伸ばして練習を見守った。キャプテン・石川祐希の囲み取材にも参加。選手の目をしっかりと見て話を聞いていた。スーツと同じ色のネイルで、露出のない、きちんと感と清潔感のある装いだった。
なお、足首のけがから復帰した高橋藍は、患部にテーピングやサポーターを施しつつもジャンプサーブやアタックを問題なく打ち、「昨日の会場練習では少し痛みがあったが、非常にいい形で練習できている」と手応えを口に。「足首の状態は100%ではないが、100%に持っていくしかない。最後は痛みがあっても僕はやるだけ。五輪に懸けている気持ちというところで、全力で戦いたい」と力強く語った。
バレー男子の1次リーグ初戦ドイツ戦は27日9時(日本時間16時)。