なでしこ痛恨黒星発進 決勝T進出へ、次戦以降の条件は? 藤野FK弾で先制もスペインに逆転負け

 スペインに敗れ、肩を落とす熊谷紗希(4)ら日本代表選手ら(撮影・中田匡峻)
 試合に敗れるも、スペインの選手たちと健闘をたたえ合った長谷川唯(撮影・中田匡峻)
 試合後、涙を流す高橋はな(左)=撮影・中田匡峻
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 「パリ五輪・サッカー女子・1次リーグ、日本1-2スペイン」(25日、ボジョワール競技場)

 日本代表は前半13分に藤野あおばがFKを沈め先制に成功。しかし同22分に同点に追いつかれると、後半に逆転を許し、痛恨の黒星発進となった。

 日本は、12年ロンドン五輪で銀メダルを獲得するなど過去5大会に出場。うち、決勝トーナメント進出を逃したのは、初戦で黒星を喫したアトランタ大会のみだ(同大会は3連敗で1次リーグ敗退)。決勝トーナメントに進んだ4大会の初戦は、いずれも白星かドローだった。

 ただ、FIFAランク7位の日本に対し、スペインは昨年のW杯で優勝するなどFIFAランク1位の強豪。決勝トーナメントには各組上位2チームと各組3位チームのうち上位2チームが進出できるだけに、可能性は十分残されている。東京大会でも、日本は「1勝1分け1敗」でグループ3位ながら決勝トーナメントに進んでいることから、次戦で連敗だけは避けたいところだ。

 日本はC組で、スペイン、ブラジル、ナイジェリアと同組。次戦は日本時間29日午前0時からFIFAランク9位のブラジルと対戦する。

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