仏の高速鉄道破壊 パリ五輪日本選手団の尾縣団長「何が起こっても不思議ではない」開会式には予定通り参加へ
パリ五輪に臨む日本選手団の本部役員が開幕日となった２６日、パリ市内のメインプレスセンターで開幕前会見を行った。２５日夜から２６日朝にかけて、フランス国内を走る高速鉄道「ＴＧＶ」の複数の路線で大規模な破壊行為が起きたことを受け、尾縣貢団長は「五輪のような大きな国際大会の中では、何が起こっても不思議ではないという気持ちで臨んでいる。私たち本部がしっかり情報を伝達し、注意喚起をすることで乗り切れると思っている。パリから離れたところで競技する団体とはしっかり連絡を取りたい」と述べた。午後７時３０分（日本時間２７日午前２時３０分）からセーヌ川で行われる開会式には予定通り参加するという。
また、この日の午後には各競技団体の選手・コーチらを集めた決起集会が予定されており、その場でも今回の破壊行為についての情報共有と注意喚起を行うという。
