パリ五輪開会式 旗手の半井重幸は「本当に楽しかった」「雨も特別感」江村美咲は感謝「本当にたくさんの方に支えられて今がある」
「パリ五輪・開会式」(26日、セーヌ川)
夏季五輪では初めて競技場外で開会式が行われ、各国の選手団が船に乗ってセーヌ川に入場した。
日本選手団は93番目に登場。新種目ブレイキン男子のSHIGEKIX(本名・半井重幸)、フェンシング女子サーブル個人の江村美咲が旗手を務め、計177名(選手114名)が参加した。
江村は「この天気の中にも関わらず、川沿いから日本、そして世界中のたくさんの方々が応援を送ってくださっていたので、その瞬間を見逃さないように、一人一人の顔を見る気持ちで船に乗っていました。そして、改めて本当にたくさんの方々に支えられて今があるという思いをかみ締めていました。皆さんへの感謝の気持ちをプレーで出し切りたい」とコメントした。
半井は「まずは、本当に楽しかったです。セーヌ川を船で渡るという、これまでにない特別な形での開会式でしたが、雨が降ってくるというハプニングでさえもドラマチックで、一つのエンターテインメントとして、また特別感が出たと思います。いよいよパリ2024オリンピックが開幕しますが、TEAM JAPANが良い姿を見せていきたいという気持ちになれました」と意気込んだ。