雨の開会式 バッハ会長は約8分熱弁「フランス全土が輝きを増す」「未来を信じましょう、オリンピック万歳」

 「パリ五輪・開会式」(26日、セーヌ川)

 夏季五輪では初めて競技場外で開会式が行われ、各国の選手団が船に乗ってセーヌ川に入場した。

 途中から豪雨となり、選手はズブ濡れとなる悪条件となった。一部観覧席や、メディア席ではあまりの豪雨に席を離れる人も続出した。

 IOCのバッハ会長、フランス・マクロン大統領らは屋根付きの観覧席で入場の様子を見守り、選手らに拍手。バッハ会長は「パリ2024へようこそ。素晴らしい開会式でした。パリとフランス全土が輝きを増すことでしょう。フランスの皆様に感謝申し上げます。パリは愛の都です。素晴らしい歓迎に感謝申し上げます」などと挨拶。「今宵、大いなる感動を胸に世界に呼びかけます。アスリートとともにスポーツの喜びを祝いましょう。未来を信じましょう。オリンピック万歳、フランス万歳」と、約8分熱弁した。

 大会組織委・エスタンゲ会長は「皆さんの感動は私たちの感動です。アスリートの皆さん、来てくれましたね。ありがとう、ブラボー。ここから16日間は皆さんの街になります、パリへようこそ。歴史的瞬間を迎えましょう、世界中の人々が応援しています」などと語った。

 93番目に登場の日本選手団は新種目ブレイキン男子のSHIGEKIX(本名・半井重幸)、フェンシング女子サーブル個人の江村美咲が旗手を務め、計177名(選手114名)が参加。バレーボール女子・古賀紗理那らはレインコートのフードをかぶる様子もあった。

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