開会式で韓国を「北朝鮮」と紹介 IOCが謝罪「深くお詫び」 韓国側は反発「歴史的汚点」、バッハ会長と面会要求

 パリ五輪の開会式で、セーヌ川を船でパレードする韓国選手団(共同)
 パリ五輪の開会式で、セーヌ川を船でパレードする韓国選手団(共同)
 パリ五輪の開会式であいさつするIOCのバッハ会長(代表撮影・共同)
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 26日のパリ五輪開会式で韓国が船上パレードで登場した際、現場のアナウンスが英語とフランス語で北朝鮮の正式名称である「朝鮮民主主義人民共和国」と誤って紹介した問題で、国際オリンピック委員会(IOC)は韓国語で運用されているXで「開会式中継中、大韓民国選手団紹介時に発生したミスについて深くお詫び申し上げます」と、謝罪した。ただ、英語で運用されているSNSでは謝罪文は掲載されていない。

 韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮が登場した際は間違いなく紹介されており、聯合は「北朝鮮だけ2回入場した荒唐無稽な開会式」と批判した。スポーツ朝鮮も「歴史的汚点」と批判し、韓国政府がバッハ会長との面談を要求したことなどを伝えた。

 韓国の正式名称は「大韓民国」。

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