「パリ五輪・柔道女子４８キロ級・決勝」（２７日、シャンドマルス・アリーナ）

　２１～２３年世界選手権３連覇女王の角田夏実（３１）＝ＳＢＣ湘南美容クリニック＝が、世界ランク２位のバブドルジ（モンゴル）に優勢勝ち。日本に今大会初の金メダルをもたらした。

　身長１６２センチ、同級では長身で、以前は５２キロ級だったため、減量はシビア。自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「角田夏実の部屋」では、１カ月で６キロ落とし、バキバキに腹筋が浮かび上がったウエストも披露している。

　５月２９日に配信した動画では、グランドスラム・アンタルヤ大会の１カ月前と減量後のビフォーアフターを紹介。減量前は体重５４キロでウエストは６６センチだった。３週間後には体重５１キロ、ウエストは６２センチに。そして、試合前の計量直前では体重４８キロ、ウエストは５９センチに仕上げた様子を見せた。

　縦横に６つに割れたウエストは、砂時計のようにくびれ、横から見るとペラペラ。「あばら同士が当たって痛いんです」と苦笑する角田に、撮影している同僚も「細っそ！モデルみたい」と驚いた。

　大会ではきっちり優勝。減量による見事なウエストをひっさげ、五輪でも栄冠をつかんだ。