五輪連覇狙う阿部詩 初戦の主審は“誤審疑惑”の永山戦と同人物 秒殺勝利で不安の声一掃

 出口ケリー(下)に大外刈りで一本勝ちした阿部詩(撮影・中田匡峻)
 男子60キロ級準々決勝でスペインのガルリゴス(右)に一本負けした永山竜樹(中央)=共同
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 パリ五輪柔道女子52キロ級1回戦が28日、当地で行われ、2連覇を狙う阿部詩は1回戦で出口ケリー(カナダ)と対戦し、大外刈りで一本勝ち。わずか57秒の快勝劇で2回戦に進出した。日本のネット上では、阿部の完勝を喜ぶとともに、試合の主審が27日の男子60キロ級準々決勝・永山竜樹-フランシス・ガルリゴス(スペイン)戦と同じエリザベス・ゴンザレス氏であったことを指摘する声が相次いだ。

 男子60キロ級準々決勝では永山がガルリゴスに片手絞めで一本負けしたが、ガルリゴスが主審の「待て」の後も絞め技を継続し、倒れ込んだ永山が失神していたと判断されるという不可解な判定があった。

 それから約半日後の試合だけに、ネット上では「阿部詩ちゃんの初戦に永山選手の時の審判、エリザベス・ゴンザレス出てきて本気で嫌だったわ」「阿部詩の初戦の審判あいつじゃね?」「阿部詩選手の初戦の審判は永山選手の試合で待てを示したのに締め続けたのを止めなかった人じゃん」などの憤りの声や、「審判があのゴンザレスだったから心配だったけど気持ちよく一本」「阿部詩選手、昨日の誤審した審判じゃね と思ったらもう勝ってた」などと、鮮やかすぎる勝ちっぷりをたたえる声が相次いだ。

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