大号泣の阿部詩 両親の近くでおにぎり食べる姿にSNS安どの声「また強くなって」 泣きはらした目をこする様子も

 「パリ五輪・柔道女子52キロ級・2回戦」(28日、シャンドマルス・アリーナ)

 2連覇を狙う阿部詩(24)=パーク24=は、2回戦で世界ランク1位のケルディヨロワ(ウズベキスタン)と対戦し、まさかの一本負けに終わり、連覇の夢が絶たれた。準々決勝まで進めなかったため、メダルの可能性も消えた。

 衝撃的な敗戦後、大声を上げて号泣した詩だったが、その後は両親のいる観客席へ。泣きはらした目をこすり落胆の色は隠せなかったが、父と一緒におにぎりをほおばる様子もみられた。

 阿部詩が負けたのは棄権を除けば、19年11月のGS大阪決勝でのブシャール以来約5年ぶり。試合後は頭を抱え、呆然。畳を降り、関係者に抱きつくと、声をあげて号泣した。立ち上がることができなかった。

 敗戦の姿は多くのファンにショックを与えたが、おにぎりをほおばる様子がテレビに映ると、SNSでは「ご両親と合流した詩ちゃんがおにぎり 食べてる姿見られて良かった」「思い切り泣いた後にご両親とおにぎり食べるの素敵」「立ち直ってまた強くなってほしい」などの声が上がっていた。

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