バレー女子も黒星発進 日本が1-3でポーランドに逆転負け 今大会限りで引退表明の古賀紗理那が両チームトップ26得点も及ばず
「パリ五輪・バレーボール女子・1次リーグ、日本1-3ポーランド」(28日、パリ南アリーナ)
2012年ロンドン大会銅以来の五輪メダルを目指す世界ランキング7位の日本は、初戦で同4位のポーランドに逆転負けした。第1セットを25-20で奪ったが、22-25、23-25、26-28と3セットを連続して失った。
主将で今大会を最後に引退を表明している古賀紗理那は両チームトップの26得点。石川真佑も16得点と奮闘したが、及ばなかった。
第1セットは一進一退の攻防から25-20で先取。第2セットは一時は11-14と引き離されかけたが山田二千華のブロックや古賀のスパイクなどで14-14の同点に。しかし22-25で奪われた。
第3セットはいきなり3連続失点。3-9とリードを広げられ、林琴奈に代えて和田由紀子を投入し、セッターも岩崎こよみから関菜々巳に交代。セットポイントを握られても石川のバックアタックで23-24と1点差に迫る粘りを見せたが、23-25でこのセットも失った。
後がなくなった第4セットは和田のスパイクや宮部藍梨のサービスエースで6-4とリード。しかし身長200センチのコルネルクらに高い打点のスパイクを打ち込まれて逆転された。ここから古賀の連続得点で23-23の同点に。マッチポイントを握られても24-24と追いつき、逆に26-25と逆転したが、最後はサービスエースで屈した。
1次リーグは3組に分かれ、B組の日本は8月1日にブラジル、3日にケニアと対戦する。
日本は金メダル獲得を目指す男子も27日の初戦でドイツに敗れたが、男女ともに黒星スタートとなった。