競泳元五輪代表の塩浦慎理「400mリレーは枠返上せずに出場して欲しかったな」と投稿「出場しなければチャンスもないよってことで」
競泳の2016年リオ五輪日本代表で、今年のパリ五輪出場を逃した自由形の塩浦慎理(HITOMIOテクノロジーズ)が28日、自身のXを更新。「自分が自由形の選手だからというのもあるけど、400mリレーは枠返上せずに出場して欲しかったな。現状では厳しめだけど、日本記録から考えると決勝の可能性もあるタイムだし。16ヶ国にしか与えられない出場権を勝ち取ったのに、自ら捨てて得られるものはあるのか、、」と投稿した。
さらに「というのは出場しなければチャンスもないよってことで」などと連続ポスト。この日行われた男子400メートル個人メドレー予選には、代表選考会で200メートル個人メドレーしか派遣標準記録を突破できなかった瀬戸大也が出場。予選で全体3位の好タイムを出し、29日の決勝に進んだ例を挙げ「予選3位でメダルの可能性大です。92年の岩崎恭子さんのように飛躍することも出場しなければ起こりません。日本チームのエントリーの少なさはどうなの?ってことで。」と記した。
27日に行われた男子の400メートルリレー予選は16チームが出場して2組で争い、3分12秒54の日本記録を出せば決勝に進めたレースだった。
フォロワーからは「なんで返上したんですか?」「獲得した権利は使い切った方が良いと素人も思います。使わなければ得られない経験ってあると思います」「昨今の派遣標準記録は、ちょっと厳しめに設定しすぎと思います」などとコメントが寄せられた。