フジテレビ・倉田大誠アナウンサー、スケボー吉沢恋の金メダルに名実況再び「金メダルに恋をした14歳!」 東京五輪では「13歳、真夏の大冒険」 SNS反響「表現が粋」「フレーズかっけぇ」
「パリ五輪・スケートボード女子ストリート・決勝」(28日、コンコルド広場)
初出場の14歳の吉沢恋(ACT SB STORE)が269・49点で金メダルを獲得した。ベストトリック4本目まで4位だったが、4本目に最高得点となる96・49点をマークし、逆転した。21年東京五輪を13歳で制した西矢椛に続いて同種目日本勢連覇を飾った。初出場の赤間凜音(15)が合計265・95点で銀メダル。日本勢がワンツーフィニッシュとなった。東京五輪銅メダルの中山楓奈(ムラサキスポーツ)は7位で2大会連続のメダルはならなかった。
前回の東京大会で「13歳、真夏の大冒険」の名実況を残したフジテレビの倉田大誠アナウンサー。この日は、吉沢がウイニングトリックを決めると、「金メダルに恋をした14歳!」と実況。耳に残るインパクトのあるフレーズで、快挙を表現した。
SNSでは「狙っとったでしょー!!」、「またスケボー名言が生まれた」、「フレーズかっけぇ」、「表現が粋すぎる」と、反響を呼んでいた。
◆吉沢恋(よしざわ・ここ)2009年9月22日、相模原市出身。兄の影響で7歳から競技を始め、21年の日本選手権で5位。22年の日本オープンと国内で実績を残して世界の舞台へ。23年12月のストリート世界選手権で5位に入ると、24年に入り五輪予選シリーズで好成績を連発してパリ五輪出場を決めた。身長160センチ。◆赤間凜音(あかま・りず)2009年1月8日、宮城県仙台市出身。7歳で競技を始め、21年の日本選手権で優勝。23年の世界選手権では6位に入った。五輪予選シリーズでは今年5月の上海大会で2位、6月のブダペスト大会で4位となり初の五輪代表を手にした。身長164センチ。