フェンシング 加納虹輝が決勝進出!銀メダル以上確定  ハンガリー選手と死闘、延長を制す

 「パリ五輪・フェンシング男子エペ個人・準決勝」(28日、グランパレ)

 世界ランキング3位の加納虹輝(JAL)が、同17位・ティボル・アンドラシュフィ(ハンガリー)と対戦。延長激闘の末、14-13で勝利した。

 第1ピリオドは先制したが、アンドラシュフィの積極的なアタックで1-2と逆転された。第2ピリオドも先手を取られ、1点差のまま第3ピリオドへ。苦しい戦いとなったが、残り1分半を切ったところで連続ポイントで逆転した。残り7秒で追いつかれ、勝負の行方は延長戦へ。緊迫した戦いの中、わずかに相手を上回りポイントを奪った。

 個人では五輪初のメダルを目指した戦い。東京五輪での団体金メダル獲得後も、22年のアジア大会でエペ個人、エペ団体で金メダルを獲得するなど結果を示してきた。

 加納は本番での戦いを前に、JOCを通じて「私のフェンシング人生の中で今が一番実力があると思っています。個人、団体ともに金メダルを目指します」とコメントしていた。

 ◆加納虹輝(かのう・こうき)1997年12月19日、愛知県あま市出身。山口・岩国工高を経て早大へ進学。18年のアジア大会ではエペ個人で銅メダル、エペ団体で金メダルを獲得。21年の東京五輪では男子エペ団体で金メダルを獲得した。23年のアジア大会ではエペ個人とエペ団体で金メダルを獲得した。173センチ、65キロ。

パリ五輪最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス