サーフィン・松田詩野が3回戦進出 終盤に逆転、ポルトガル選手下す
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「パリ五輪・サーフィン女子・2回戦」(28日、チョープー)
松田詩野(TOKIOインカラミ)が合計9・77点でボンバロット(ポルトガル)を下し、3回戦進出を決めた。
終始リードを奪われる展開が続いたが、4度目の試技で7・67点をマークし、逆転に成功した。
松田は23年のエルサルバドルでのワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当)ではアジア最上位の13位となり、全競技を通じて日本勢第1号のパリ五輪代表を内定させていた。
◆松田詩野(まつだ・しの)2002年8月13日生まれ。神奈川県茅ケ崎市出身。両親の影響で6歳からサーフィンを始めた。中学2年でプロに転向。18年世界ジュニア選手権16歳以下の部で2位。19年5月の第1回ジャパンオープンで初代女王となった。21年の東京五輪は代表落選も、パリ五輪は23年のWGでアジア最上位の13位となり代表を内定させた。中学時代のあだ名は世界中を転戦していたことから「世界の松田」。158センチ。