阿部一二三の表彰式が「胸熱」と話題 メダル授与者が日本人、ガッチリ両手握手&笑顔

 パリ五輪柔道男子66キロ級で優勝した阿部一二三が日本時間29日未明、表彰式に臨んだ。メダルプレゼンターはIOC委員でもあるフェンシング銀メダリストの太田雄貴氏だったことから、ネットでは「涙」「太田雄貴さん、今日は忘れられない日になるだろうな」などの声が上がった。

 妹の阿部詩が2回戦で敗れるという波乱の中、妹の分までの思いを背負い、見事連覇を果たした阿部一二三。表彰式では晴れやかな笑顔を見せていた。

 この表彰式のプレゼンターを務めたのが国際オリンピック委員で、北京五輪フェンシング男子フルーレ銀メダリストの太田氏と、日本柔道界のレジェンドでもある上村春樹氏。太田氏にとって、日本人に金メダルをかけるという、これ以上ないシチュエーションになった。阿部にメダルをかけるまえに言葉をかけ、握手。そしてメダルをかけると再び言葉を交わし、両手でガッチリ握手を交わした。2人とも笑顔だった。

 日本人同士のメダルセレモニーにネットも「フェンシングの太田さんが阿部一二三さんに金メダルかけてあげたのも良かったね」「フェンシングの太田さんが阿部一二三にメダルを!涙」「これは嬉しいだろうなあ」「阿部一二三選手の表彰式、フェンシングの太田雄貴さんがプレゼンターなんて胸熱だった」などの声が。

 この後、フェンシング男子エペで加納虹輝が個人種目で初の金メダルを獲得しており、太田氏にとって「忘れられない日になるだろうな」といった声も上がっていた。

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