張本智和、パリ会場の大歓声でミスし苦笑い「本当にうるさくて」「これも含めて五輪」シングルスは快勝発進

 ポイントを奪いほえる張本智和(撮影・吉澤敬太)
 男子シングルス1回戦でベルギー選手と対戦する張本智和(共同)
 男子シングルス1回戦でベルギー選手と対戦する張本智和(共同)
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 「パリ五輪・卓球男子シングルス・1回戦」(29日、パリ南アリーナ)

 日本のエース張本智和(21)=智和企画=は、マルタン・アレグロ(ベルギー)に4-0でストレート勝ちし、快勝発進した。27日の混合ダブルスではまさかの初戦敗退に終わったが、シングルスではしっかりと実力を発揮し「うれしさというより、次に進めてホッとした。全て受け入れて、自分の弱さだなと。悔しさと、今日のシングルスのプレッシャーで50:50(の割合)で臨んだ」と語った。

 同じ時間には隣のコートで地元フランスの選手も試合しており、得点時には観客席が振動するほどの大歓声が沸き起こった。さらに、フランス選手が勝利した時には、地鳴りのような大音量となり、張本は動揺したのか思わずサーブミスで失点。「本当にうるさくて(笑)。(ベンチコーチの)トンさんにも『うるさい』と言って」と苦笑いしつつ、「本当にこれも含めてオリンピックなので。普段(の大会)ではありえない歓声なので、今日は勝ったから楽しめたが、負けたら地獄なので。やっぱりこの歓声をできるだけ楽しめるようなプレーをしたい」と言い聞かせていた。

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