柔道女子 出口クリスタがメダル王手 延長戦の末に足技でベリシッチを下す 舟久保は開始9秒で一本負け 対決は実現せず

 1回戦を突破した出口クリスタ(右)=撮影・中田匡峻
 1回戦を突破した出口クリスタ(右)=撮影・中田匡峻
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 「パリ五輪・柔道女子57キロ級・準々決勝」(29日、シャンドマルス・アリーナ)

 初出場となった世界ランク1位の出口クリスタ(カナダ)はベリシッチ(セルビア)を下し、準決勝進出を決めた。

 日本育ちの出口は初戦に快勝し、迎えた準々決勝。序盤からお互いが激しく動き回る展開となった。ベリシッチの繰り出す投げ技を抜群の身体能力でかわすなど、世界ランク1位の実力を見せつけたが、先に2度目の指導を受けて苦しい展開となった。

 本戦終了直前に投げ技を放つも、ポイントを奪うことができず試合は延長戦へ突入。29秒で電光石火の足技を決め、勝利した。

 舟久保遥香(25)=三井住友海上=は2試合連続の延長戦を制して準々決勝進出を決めていた。準決勝進出となれば日本にゆかりを持つ2人の対決となったが、舟久保は開始9秒でフランスのシジクにまさかの一本負け。母国選手への会場の声援はすごく、準決勝は完全アウェーの戦いとなりそうだ。

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