総合馬術団体で日本が銅メダル 92年ぶり快挙 馬体検査減点トラブル乗り越え 全員昭和生まれの「初老ジャパン」5大会連続の大岩「信じられない」

 「パリ五輪・総合馬術団体・決勝」(29日、ベルサイユ宮殿)

 日本は合計115・80点で3位となり、92年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した。馬術では1932年ロサンゼルス五輪で優勝した西竹一以来、92年ぶり2個目のメダル。

 5大会連続の五輪出場となった大岩義明(nittoh)を筆頭に、戸本一真(日本中央競馬会)、北島隆三、田中利幸(ともに乗馬クラブクレイン)で挑んだ日本。最終種目の障害馬術を前に日本の北島隆三(乗馬クラブクレイン)の馬が馬体検査をクリアできず、20点を減点された。2種目を終えて団体3位だった日本は5位に下がった。

 それでも北島に代わってリザーブの田中利幸(乗馬クラブクレイン)が出場し、大きなアクシデントを乗り越えて、輝くメダルを獲得した。全員が昭和生まれで自身らがつけたチームの異名は「初老ジャパン」。悲願のメダルを獲得した大岩は「自分ができることに集中した。馬の調子もとてもよかった。ちょっと感動しました。メダルを獲得したことはなかったので。信じられない」と、感無量の様子で語った。

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