スケボ男子 堀米が大逆転で五輪連覇 崖っぷちの5回目で高得点たたき出すベストトリック 会場総立ち&大きな拍手 金メダル手に安どの表情
「パリ五輪・スケートボード男子ストリート・決勝」(29日、コンコルド広場)
五輪連覇を目指した堀米雄斗が、5回目のトリックで大技を決めて悲願の連覇を達成した。
白井は1回目のランで90・11のハイスコアをマークし一時トップに。連覇を目指す堀米も1回目で89・90をマークした。それぞれ2回目はミスもあったが、高得点でトリックに進んだ。
トリックでは堀米が失敗が許されない5回目に97・08を決め、大逆転でトップに立った。直後にガッツポーズで大興奮。高得点がたたきだされると、会場は大歓声に沸いた。281・14でトップに立ち、最後はライバル達が得点を伸ばすことはできなかった。。
トリックではイートンらが大技を決める中、ラストのベストトリックに会場はスタンディングオベーション。優勝が確定した後もファンが総立ちで拍手を送った。
女子では吉沢と赤間がワンツーフィニッシュを果たしていた中、男子も堀米が金メダルを獲得した。表彰式では「ユウト」という祝福の声が飛び交い、表彰台の一番上に立つと割れんばかりの大歓声に包まれた。右手を突き上げガッツポーズを繰り出した25歳。かけられた金メダルを手にすると、右手を突き上げながら安どの表情を浮かべた。