奇跡の逆転劇に内村航平氏も放心状態「僕も金を取った気持ち。お腹いっぱい」大絶賛「最後まであきらめない。スポーツの素晴らしさみせてくれた」

「パリ五輪・体操男子団体・決勝」(29日、ベルシー・アリーナ)

 2大会ぶり金メダルを目指した日本は橋本大輝、岡慎之助、萱和磨、杉野正尭、谷川航の5人で挑み、合計259・594点で最終種目の鉄棒での大逆転で16年リオデジャネイロ五輪以来2大会ぶりの金メダルを獲得した。12大会連続のメダルとなった。0・532点差の2位は中国、3位は米国だった。日本は首位中国と3・267点差で迎えた最終種目の鉄棒で、中国に2度の落下などがあったこともあったが、萱、岡、橋本が3人が完璧な演技でつなぎ、大逆転した。

 NHKのキャスターとして現地取材している内村航平さんは「僕も金メダルをとった気持ちになっていた。素晴らしい演技をみせてもらった。お腹いっぱいです」と放心状態。「中国は強かったが、日本は最後まであきらめない。スポーツのすばらしさをみせてくれた」と後輩たちをたたえた。表彰台の頂上については「僕がこれまで見た景色の中で一番美しかった。きょうも呼んでほしい」と笑った。

関連ニュース

パリ五輪最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス