永山竜樹、五輪誤審疑惑の対戦相手から直接謝罪「誰が何と言おうと私たちは柔道ファミリー」インスタグラムで友情ツーショット
パリ五輪の柔道男子60キロ級で銅メダルを獲得した永山竜樹(28)=SBC湘南美容クリニック=が30日(現地時間29日)、インスタグラムを更新した。準々決勝で、不可解な判定で一本負けを喫した相手であるガルリゴス(スペイン)との2ショット写真を投稿し、「ガリゴス選手が会いに来てくれました!彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います(原文まま)」と、相手から直接謝罪があったことを報告。「オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います!誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」と友情を示した。
パリ五輪の準々決勝で対戦した際、ガルリゴスに絞め技を掛けられた状況で「待て」が掛かったにも関わらず、そこから6秒間絞められ続け、失神して一本負けとなった。不可解判定は物議を醸し、全日本柔道連盟も抗議をしたものの、覆らなかった。
永山はこの日、自身のSNSで「準々決勝に関しては、お互い必死に戦った結果なので、ガリゴス選手への誹謗中傷などは控えて頂きたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います。敗戦後に抗議をして握手に応じれなかったことは申し訳なく思っています」と相手や審判を気遣うと同時に、試合後の自身の振る舞いについて謝罪していた。