池谷幸雄氏 男子体操、最後が吊り輪なら「2度落下はなかった」「奇跡の勝利」

 パリ五輪体操男子団体で、日本が大逆転で金メダルを獲得した。元体操日本代表の池谷幸雄氏は30日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、「最終に入ったときはこれはダメだと思った」と正直な気持ちを吐露した。

 池谷氏は「銀メダルだったらここに来られてない。ズームインタビューだけ。それがここに来られて」とニッコニコ。前日も同番組で「前半リード、中盤逆転されて、最後逆転」という予想を繰り広げており、果たしてその通りとなったが、5種目終えて3・267という点差で「ただ、逆転の仕方がちょっと。最終に入った時、これはダメだなっていう。絶対ダメだっていう感じだった」と金は諦めていたと正直に告白した。

 それが最終種目の鉄棒で、中国の選手が2度落下するというまさかのミスが。池谷氏は「2度落下はある。最後が吊り輪なら100%(落下は)ないです。そんな失敗は起きない。でも鉄棒だったらあり得る」と最後の種目が鉄棒だったことも影響したとコメント。落下した選手は「最初からド緊張。入りからおかしい。でもスペシャリストなんです。そんな選手でも金がかかったプレッシャー。1回落ちた時の動揺が、多分隠しきれない動揺だった」と解説。「今回は奇跡の勝利」とも付け加えていた。

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