東京五輪金の高藤直寿 パリ五輪・永山戦主審の誤審疑惑を完全否定「1ミリもなかった」 ガルリゴスとの交流も明かし「優しい選手です」
東京五輪柔道男子60キロ級金メダリストの高藤直寿が30日、自身のX(旧ツイッター)を更新。27日に行われたパリ五輪柔道男子60キロ級準々決勝、永山竜樹-フランシスコ・ガルリゴス(スペイン)戦で主審を務めたエリザベス・ゴンザレス氏に関し、指摘されている過去の誤審疑惑を否定した。
高藤は昨年5月、カタール・ドーハで行われた世界選手権でガルリゴスと対戦し敗戦。その際の主審もゴンザレス氏で、ネット上では試合中、ガルリゴスの危険な立ち関節技で反則を取らなかったことが誤審であるとの指摘が相次いでいた。
高藤はXで「一つ言いたい。僕がガリゴと試合した時の技がどうとかこうとか、言われてるけど、僕は普通にぶん投げられて負けました」と明言。「2023年の世界選手権で誤審は1ミリもなかったですよ」と、ゴンザレス氏の誤審を完全否定した。
さらに「あとこの前ガリゴに誘われて一緒に柔道セミナーやりました シャイで人見知りだけど仲良くなったら冗談ばかり言うような優しい選手です」と、ガルリゴスの人柄にも言及。この投稿には、高藤のスポーツマンシップを絶賛する声が相次いだ。