パリ五輪 表彰台で自撮りが新トレンド 歓喜の瞬間を自らパシャリ 選手村で高級スマホ無料配布が要因か SNS発達も

 金メダルに輝き、銀メダルの赤間凛音(左)と銅メダルのライッサ・レアウ(右)と自撮りをする吉沢恋=28日
 五輪公式インスタグラム(gorin)より
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 パリ五輪が開幕し、日本勢は6個の金メダルを含む計12個を獲得するなどメダルラッシュとなっている。日本にも届けられる表彰台の映像。そこで新たなトレンドが生まれている。

 それは選手たちの自撮り。表彰式を終えると、そのまま残って選手たちが自らのスマホで記念撮影するシーンが多い。吉沢&赤間の金銀フィニッシュとなったスケボー女子では、銅メダルのレアウがスマホを構えて日本勢とパシャリ。この光景は何も新世代の種目だけではない。

 伝統がある柔道でも銅メダルを獲得した橋本が表彰台の上でにこやかにメダリスト達で記念撮影を行っていた。このトレンドが生まれた要因は選手村で無料配布されるアメニティーによるものと考えられる。

 毎大会、選手村では選手たちが快適に過ごすためのアメニティーが無料配布される。バスケ女子日本代表の馬瓜エブリンは到着後、自室に置かれていた五輪グッズセットを紹介。その中に「ギャラクシー」「これ多分、折りたたみのじゃないかな」と高級スマホが入っていることを明かしていた。

 実際に五輪公式のSNSを見ても「#GalaxyZFlip6」のハッシュタグが記されており、無料配布されたスマホを使って自撮りすることが今大会のトレンドになっている。インスタグラムやXでファンと共有し、喜びを分かち合う選手もおり、時代とともに喜び方も変化している様子だ。

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