200平 “苦労人”花車優が初の五輪で準決勝進出 予選2組1位、全体の7位で通過

 男子200メートル平泳ぎ予選でレースを終えポーズする花車優(共同)
 男子200メートル平泳ぎ予選で力泳する花車優(共同)
 男子200メートル平泳ぎ予選で力泳する花車優(共同)
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 「パリ五輪・競泳男子200m平泳ぎ・予選」(30日、ラデファンス・アリーナ)

 花車優(24)=イトマン東進=は予選2組で2分10秒35で1位となり、全体の7位で準決勝進出を決めた。

 花車は前半を4位で折り返すと、ラスト50メートルでグイグイと順位を上げて1着に入った。

 花車にとって初めての五輪出場。22年世界選手権銀メダリストだが、23年は代表落ちを経験。ハローワークに通うなど苦しい時期を乗り越えて今回の五輪で再び代表に返り咲いた。「200メートル平泳ぎは日本のお家芸」と花車。渡辺一平(27)とのアベック表彰台に意欲を示しつつ「僕が金メダルを取りたい」と話していた。

 ◆花車優(はなぐるま・ゆう)2000年1月28日、香川県出身。母親に連れられ、生後半年からベビースイミングを始めた。小学3年で大会初出場。丸亀高2年時にインターハイの100メートル平泳ぎで優勝した。東洋大に進学し、22年3月の選考会の200メートル平泳ぎで優勝して初の代表入りを決めた。憧れは北島康介氏。コーチは元日本代表監督の平井伯昌氏。好きな食べ物はうどん。181センチ、70キロ。

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