号泣敗戦の阿部詩「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪 「必ず強くなります」と決意も
パリ五輪の柔道女子日本代表で、28日の52キロ級でまさかの2回戦敗退に終わった東京五輪覇者の阿部詩(24)=パーク24=が30日、インスタグラムを更新。「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。
阿部は2連覇を目指した個人戦で、今大会を制した世界ランク1位のケルディヨロワ(ウズベキスタン)の捨て身の谷落としに沈み、まさかの一本負け。あまりのショックで虚空を見つめた後、自力で歩けなくなるほど泣き叫んだ。
阿部は家族写真とともに、「沢山のサポート、応援ありがとうございました。心の底から感謝の気持ちでいっぱいです!日本代表として、日本という素晴らしい国を背負い戦えたことを誇りに思います」とメッセージ。敗戦後、すぐに退場せず座り込んで泣き叫ぶ姿などに批判的な声もあり、「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。
ただ、まだ男女混合団体戦出場の可能性も残されている。31日から調整を再開する予定で、「また成長した姿で畳の上に立てるよう1日1日を過ごしていきます。必ず強くなります。今後とも応援よろしくお願いいたします」とつづった。
兄の一二三は金メダルを獲得。「一二三 二連覇おめでとう 最高の兄です 最高の家族です」と祝福と感謝の思いを示した。