柔道 阿部一二三が妹・詩の投稿に即反応「情けなくなんかない」「心の底から詩の事を誇りに思う」
柔道男子66キロ級で五輪連覇を果たした阿部一二三が30日、インスタグラムのストーリーズを更新。妹・詩の謝罪投稿に反応し、「情けなくなんかない」「2人で必ずまた頂点に立とう!」と激励した。
詩は28日の52キロ級でまさかの2回戦敗退。試合後は号泣し、しばらく自力で歩けないほどショックを受けた。
詩はこの日、自身のSNSに感謝の言葉とともに、「日本代表として、日本という素晴らしい国を背負い戦えたことを誇りに思います。情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。
これを受け、一二三がすぐに反応。「情けなくなんかない。ここまでの道のりで苦しい事も沢山あったのにそれを見せずにただ前だけをみて人生をかけて頑張った詩は最高にかっこよかったし1番輝いていたよ。心の底から詩の事を誇りに思います」とメッセージを送った。そして、「2人で必ずまた頂点に立とう!また家族で前を向いて頑張って行こう!」と激励した。
一二三は妹の敗戦を「信じられなかった」と語っていたが、「妹の分まで兄がやらないといけない」と奮起。圧倒的な強さを示し、2大会連続の金メダルに輝いた。