バスケ男子 大奮闘の河村「勝てる試合だった。自分に責任がある」表情硬く「個人のプレーで勝たせられなかった」

 日本-フランスの第3クオーター、ゴールを狙う河村(共同)
 日本-フランスの第2クオーター、攻め込む河村(共同)
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 「パリ五輪・バスケットボール男子・1次リーグ、日本90-94フランス」(30日、ピエール・モロワ競技場)

 日本は開催国のフランスと対戦。完全アウェーの中、残り16秒の段階で4点リードを奪っていたが、延長戦の末に敗れた。

 奮闘した河村勇輝は「勝てる試合だった。自分に責任がある」と語った。「勝つことが何より自分たちの目標。個人のプレーで最後、チームを勝たせられなかった。まだまだ成長しないといけない」と悔しさをにじませた。

 第4Qで八村塁が退場も「全然試合は終わってないし、自分たちにも必ず流れがくると。全員で声をかけて戦っていた」と明かし、「自分たちが勝つんだと強い気持ちを持たないと強豪には勝てない。最後の最後まで戦い抜いたんですけど、一つのプレーだったり、ポイントガードとしてコントロールミスで負けたゲームだったかなと思います」と自らを責めた。

 「目標が途絶えたわけではない。ブラジル戦で修正して必ずベスト8を達成できるように頑張りたいと思います」と前を向いた河村。第3クオーターではスリーポイントで流れを引き込み、第4クォーターで流れを引き寄せたのも背番号5だった。逆転のスリーポイントを決めるなど、小さな体で奮闘。それでも勝利を引き込むことはできなかった。

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