五輪連覇の永瀬 表彰式でも最後方の控えめ姿に大野将平さん「かわいらしい」 銅の韓国選手が前にかぶさりメダル隠れる

 日本時間の31日未明に行われたパリ五輪柔道男子81キロ級の決勝を制し、連覇を達成した永瀬貴規選手が、試合後の表彰式に出席。その際の控えめな様子を、テレビ中継で解説を務めたリオ・東京五輪金メダリストの大野将平さんが「かわいらしい」と称した。

 表彰台の中心に立ち、感無量の「君が代」を口ずさみながら国旗掲揚を見届けた永瀬。その後の写真撮影の際には、銅メダルの韓国選手が永瀬の前にかぶさるように立ち、永瀬のメダルが隠れる場面もあった。

 結果として最後方に控えた永瀬に、実況は「金メダリストですが後ろ目なポジション」と表現。大野さんも「永瀬さんらしい、控えめなポジショニングですね」とし、「照れくさそうに手を上げて観客に答えていたのもかわいらしいというか、永瀬さんらしい、そんな仕草でした」と、その人柄も交えて説明した。

 永瀬は決勝も一本勝ちで、五輪連覇にして日本選手としては3人目となる3大会連続のメダル。それでも常に冷静さを保つ様子に、ネット上では「もう佇まいが達人やなと夫と痺れていた」「常に冷静で自分の柔道貫いてて、カッコ良かった!」「静かに強いという、なんかこう、柔道って感じ。勝っても静かなお人柄になんか感動した」といった声が多く上がっていた。

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