金星逃したバスケ男子 “レジェンド”の前向き解説に視聴者感謝感激「勇気づけられた」「冷静で心強い」スラムダンクの名言も

 田臥勇太(2023年8月撮影)
 宇都宮ブレックスの公式インスタグラム@utsunomiyabrex_officialより
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 「パリ五輪・バスケットボール男子・1次リーグ、日本90-94フランス」(30日、ピエール・モロワ競技場)

 日本は開催国のフランスと延長の末に敗れ、大金星を逃した。完全アウェーの中、第4Q残り10秒で4点をリードしていたが、相手にバスケットカウントスリーポイントを決められ、まさかの4点プレーで同点。延長戦では完全にスタミナが切れ、力尽きた。

 これまで世界で勝てない時代が長かったバスケ男子代表。「ショック・ザ・ワールド」を合言葉に、東京五輪銀メダルの強国を相手に最後まで分からない試合展開を演じた。

 視聴者からは、日本バスケ界の“レジェンド”田臥勇太の解説にも注目が集まった。

 終始穏やかな口調で現地解説を務めていた田臥だが、第4Q序盤に八村が退場した際には「ここで集中力切らしたらダメですからね」と力強く語り「みんながステップアップしないと」と呼びかけ。5点を追う残り7分では「まだ慌てる時間じゃないです」と、人気漫画「スラムダンク」でも登場する“名言”も飛び出した。

 また、残り16秒で相手のタイムアウトの間には「相手も早いオフェンスを仕掛けてくるので、3点やられるなら2点がいい。あとは余計なファウルをしてバスケットカウントにならないように気をつけたい。しっかりと、まずはディフェンス」と事前に指摘。残り10秒で3点シュートを決められた瞬間も「もうしょうがないです。決めたオフェンスが見事なので、しょうがないです。次を考えること」と瞬時に切り替えを呼びかけた。

 最後、延長戦の末に敗戦が決まったあとも「負けてはしまいましたけど、本当に素晴らしい試合だった。まだブラジル戦が残っていますので。日本代表チームにとっては、勝つしかないけど、自信につながった試合になったと思います」と、前向きな声かけが続いた。

 Xでは「田臥さんの言葉に何度も心落ち着かせることができた」「どんな時もポジティブな田臥さんの解説がとってもよかった」「田臥さんの解説最高」「冷静で心強かった」「落ち着きつつたまに熱くなる解説すごく楽しい」「田臥さんの一言一言に日本が勇気づけられた」「田臥さんの解説に力がわく」「なぜあんなに冷静でいられるんだ」「田臥さんってレジェンド」と、感謝の投稿が多数寄せられていた。

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