五輪男子サッカー 日本との対戦決定で金メダルへの展望「快適に」 スペインメディア報じる

 「パリ五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本1-0イスラエル」(30日、ボジョワール競技場)

 準々決勝で日本と対戦することになったスペインの国内メディアが、決勝トーナメントの組み合わせを受けて、金メダルへの展望を「快適」と見ている。スペインのスポーツ紙マルカなどが分析している。

 スペインは30日のグループC最終戦でエジプトに1-2と敗れて2位通過。とはいえターンオーバーで1人を除きメンバーを総入れ替えした結果とあって、同紙が試合を伝えた見出しは「スペイン、シエスタ(昼寝)が高くつく」だった。

 この結果、決勝トーナメントの組み合わせでは、開催国のフランス、上位進出が予想されるアルゼンチンの逆サイドに入った。同紙は「(組み合わせは)我々のチームの方が〝より快適〟なものになり得る」と解説。日本に勝つ前提で、早くも準決勝で対戦する可能性の高いモロッコの戦力分析を始めている。

 アス紙も基本的な見解は同様で、エジプト戦は必ずしも真剣勝負の感がなかったと指摘。「ミスの余地はない。僕らは高みに立つ」とのセルヒオ・ゴメスのコメントを掲載した上で、日本戦では改めて主力メンバーで仕切り直しするとしている。

 やや対照的なのはスポルト紙。日本については3戦目を迎える前の時点で「2試合を終わったところで大会最高のチーム。6得点を挙げ、大会で失点していない数少ないチームの一つ。スペインは準々決勝で十分に注意しなければならない」と警戒している。

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