スケボー金・吉沢恋らが帰国 練習で左足首ねんざしていた「全部が奇跡」選手村では阿部一二三を見かけて大興奮

 パリ五輪のスケートボードストリートに出場した日本代表らが31日、羽田空港に帰国した。女子で金メダルを獲得した吉沢恋(14)=ACT SB STORE=は「まだ実感しきれない部分はあるけど、たくさんの方に囲まれて取材を受けて、1位を取れたうれしさがある」と振り返った。

 28日の決勝では、4位で迎えた一発技のベストトリック4本目で、全体最高得点を記録して逆転優勝。東京五輪の西矢椛(サンリオ)に続く、日本勢連覇の快挙を成し遂げた。

 会場に到着してから2日目の練習中に、左足首を捻挫していたことを告白。雨で会場が使えない時間帯を有効活用し、本番は治療を終えて臨めた。「運も自分にあったんじゃないかな。全部が奇跡」と改めて喜びを語った。

 五輪女王といえど、まだ14歳。今後は高校受験も控えるが、今は中学生として最後の夏休み期間。「1位とったお祝いじゃないけど、テーマパークに行ったり、みんなで遊びたい」と笑顔を見せた。

 選手村では柔道男子66キロ級を2連覇した阿部一二三(パーク24)を見かけ、「テレビで見ていた人だ」と興奮したエピソードを明かし、初々しさも見せた吉沢。「ロサンゼルス五輪で連覇を狙いたい」と4年後に向けて宣言しつつ、「しゃぶしゃぶが食べたい」と笑った。

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