バレー男子 7点差大逆転で第2セットも連取!相手へのレッドカードで逆転成功
「パリ五輪・バレーボール男子・1次リーグ、日本-アルゼンチン」(31日、パリ南アリーナ)
第1セットを先取した日本は、第2セットで最大7点差を逆転して25-22で連取した。
第1セットを25-16で圧倒していた日本。だが第2セット開始序盤はアルゼンチンの猛攻にさらされた。3連続ポイントに1点を挟んで、4連続ポイントを奪われ1-7。それでも石川の献身的なプレーもあって中盤から5連続ポイントを奪って差を縮めると、流れは完全に日本に。終盤、チャレンジを巡ってコンテにイエローカードが掲出されるなどものものしい雰囲気となる中、20-20の同点に追いついた。
その後、タイムアウト中にレッドカードが出されたため、1点が与えられて日本が勝ち越し。石川の変幻自在の攻撃、関田の一枚ブロックもあり、セットポイントへ。最後は石川が美しいフェイントを決めて連取した。
初戦は午前9時開始と言うこともあり、序盤の動きに硬さが見られた日本。いったんはマッチポイントを迎えるも逆転で敗れ、主将の石川は「勝てる雰囲気が出過ぎていた」「アルゼンチン戦に向けて修正しないといけない」と語っていた。
第3セットこそ落としたが、第4セットは一進一退の攻防から流れを引き寄せてアルゼンチンを押し切った。今大会初勝利をあげ、決勝トーナメント進出に大きく貢献した。