柔道女子 増地監督は「非常に厳しい」5階級を終えてメダル2個「本当に別人のようなチーム」団体戦は「総力戦に」

 「パリ五輪・柔道女子70キロ級・敗者復活戦」(31日、シャンドマルス・アリーナ)

 初出場の新添左季(28)=自衛隊=は敗者復活戦でスペインのアイ・ツノダロウスタントに敗れ、メダル獲得はならなかった。延長までもつれ込んだが、指導3つを受けて無念の反則負けとなった。

 増地監督は5階級を終えた段階でメダル2個という現状に「非常に厳しい」と評した。48キロ級で角田が金メダルを獲得して快調に滑り出したかに見えたが、舟久保が銅メダルを獲得した以外は阿部詩、高市未来、そして新添がメダルを逃した。

 「本当に別人のようなチームに」と語った指揮官。「戦前からベスト8が壁になるというところで。ポイントであった戦いを落としている。落とした要因も検証しないとけない」との方針を示唆した。

 「流れ的なものというのは、選手はそうでもないかもしれませんが…そういう部分はあるかもしれません。なかなか海外勢に」と語り、団体戦に向けて「総力戦になりますね」。新添が左腕を負傷したこともあり、高市や阿部詩も含めて全員出場の可能性が高まった。

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