敗退号泣の新添左季が口にした言葉を解説者が即否定 語気強める SNS感動「泣ける」「気持ち分かるんだろうな」

 試合後、涙を流す新添左季(撮影・吉澤敬太)
 女子70キロ級敗者復活戦でスペイン選手(左)と対戦する新添左季(提供・共同通信社)
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 「パリ五輪・柔道女子70キロ級・敗者復活戦」(31日、シャンドマルス・アリーナ)

 初出場の新添左季(28)=自衛隊=は敗者復活戦でスペインのアイ・ツノダロウスタントに敗れ、メダル獲得はならなかった。延長までもつれ込んだが、指導3つを受けて無念の反則負けとなった。

 昨年の世界選手権を制し、当然、金メダルを狙っていたが、まさかの結果に。試合後は悔し涙があふれ、「内定いただいて1年あったが、一年間本当に毎日苦しくて、金メダル取るために頑張ろうと思っていたが、取れなくて情けない気持ちでいっぱい」と落胆した。

 その言葉に、中継したNHKで解説した穴井隆将さんが即反応。本人に呼びかけるように、「情けないなんてことはない。(内定してからは)金メダルを目指して頑張りますと言わなければいけない。日々葛藤があったと思います。お疲れ様と言ってあげたい」と語った。

 五輪ではお馴染みとなった穴井さんの解説。SNSは「穴井さんの優しいフォローの言葉が泣ける」、「穴井さん自身、選手時代にロンドンオリンピックで金メダルを期待されながら2回戦敗退していて気持ちがよーく分かるんだろうな」、「穴井さんの解説いいなー素直で論理的で優しい」、「敗れた選手への思いやりが感じられて好感持てた」などの声があがった。

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