柔道男子 村尾三四郎が決勝進出!地元フランス選手を撃破 完全アウェーの戦い一歩も引かず

 「パリ五輪・柔道男子90キロ級・準決勝」(31日、シャンドマルス・アリーナ)

 村尾三四郎(JESグループ)は、フランスのマキシムゲール・ヌガヤプハンボと対戦。3分33秒、大内刈りで技ありを奪い、合わせ技一本で決勝に進出した。

 地元フランス選手と、完全アウェーの雰囲気での戦い。相手に手拍子で声援が送られるなか、村尾は一歩も引かず技を仕掛け、相手へ先に消極的指導も与えられた。2分10秒で小外刈り技ありを奪い、優位に進めた。

 村尾は初戦を44秒で一本勝ち。準々決勝では一本勝ちの判定がビデオ判定で覆るハプニングもありながら、相手に隙を与えず、反則勝ちを収めて準決勝に進出していた。

◆村尾三四郎(むらお・さんしろう)2000年8月28日、米国出身。2歳から日本に移り住み、桐蔭学園高を経て東海大へ進学。21年のグランドスラム(GS)カザン大会で初優勝。同年6月の世界選手権代表にも選出された。23年の世界選手権で銅メダルを獲得するなどの実績を評価されて同年6月にパリ五輪代表に内定。身長180センチ、90キロ。

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