花車優は5位、渡辺一平は6位でともにメダル獲得ならず 渡辺「水泳って難しい」200m平泳ぎ決勝

 泳ぎ終え握手する花車優(右)と渡辺一平。手前は五輪記録で優勝したフランスのマルシャン(撮影・吉澤敬太)
 五輪記録で優勝したフランスのマルシャン(手前)を見つめる花車優(右)と渡辺一平(撮影・吉澤敬太)
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 「パリ五輪・競泳男子200m平泳ぎ・決勝」(31日、ラデファンス・アリーナ)

 花車優(24)=イトマン東進=が2分8秒79で5位、渡辺一平(27)=トヨタ自動車=が2分8秒83で6位に終わり、ともにメダル獲得はならなかった。

 花車にとって初めての五輪出場。渡辺一平(27)とのアベック表彰台に意欲を示しつつ「僕が金メダルを取りたい」と話していたが、目標は達成できなかった。

 渡辺は8年前のリオデジャネイロ五輪では200メートル準決勝で五輪記録を出しながら、決勝で6位に終わった。東京五輪出場は逃し「今回はメダル獲得、日本記録更新を視野に頑張りたい」と意気込んでいたが、達成できず。レース後、「水泳って難しい。27歳で水泳玄人だと思ったが、赤子だった」と苦笑いした。

 ◆渡辺一平(わたなべ・いっぺい)1997年3月18日、大分県津久見市出身。佐伯鶴城高から早大に進学し、2016年年リオデジャネイロ五輪の男子200メートル平泳ぎは6位だった。17年1月の東京都選手権で、当時の世界記録2分6秒67を樹立した。世界選手権は17年、19年の両大会で3位。193センチ、89キロ。

 ◆花車優(はなぐるま・ゆう)2000年1月28日、香川県出身。母親に連れられ、生後半年からベビースイミングを始めた。小学3年で大会初出場。丸亀高2年時にインターハイの100メートル平泳ぎで優勝した。東洋大に進学し、22年3月の選考会の200メートル平泳ぎで優勝して初の代表入りを決めた。憧れは北島康介氏。コーチは元日本代表監督の平井伯昌氏。好きな食べ物はうどん。181センチ、70キロ。

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