競泳 33歳の鈴木聡美が12年ぶり決勝進出!「正直いけるとは」と本音も「メダルを取れたら」
「パリ五輪・競泳女子200m平泳ぎ・準決勝」(31日、ラデファンス・アリーナ)
鈴木聡美(ミキハウス)が、全体8位で12年ぶり決勝進出を決めた。
2分23秒54で滑り込み、「ぎりぎりでヒヤヒヤした」と苦笑い。100mでは準決勝で敗退しており、「やっと決勝の舞台にいけた。200メートルでいけるとは正直思ってなかった」とうなずいた。
12年ぶりの決勝。「すごく嬉しいですし、今も緊張していたが、(決勝は)どうなってるんでしょう。楽しむように、とにかく自分の泳ぎに集中しようかなと思います。(決勝は)端のコースで自己記録を狙って、メダルを取れたらいい」と見据えた。
◆鈴木聡美(すずき・さとみ)1991年1月29日、福岡県遠賀郡遠賀町出身。九産大付九州高から山梨学院大へ進学して頭角を現すと、10年の世界選手権で平泳ぎ50m、100m、200mを制して3冠を達成。12年のロンドン五輪では平泳ぎ女子200mで銀メダル、女子100mと400mメドレーリレーで銅メダルを獲得。同一大会で3個のメダル獲得は日本競泳女子史上初の快挙。21年東京五輪では代表入りを逃したが、パリ五輪で2大会ぶりの五輪出場となった。168センチ。