体操・橋本大輝 岡の金を全力祝福→一人で涙 “王者の振るまい”に視聴者もらい泣き「素敵すぎ」「強さと優しさ」
「パリ五輪・体操男子個人総合・決勝」(31日、ベルシー・アリーナ)
東京五輪2冠で、史上5人目の連覇に挑んだ橋本大輝(セントラルスポーツ)は6種目合計84・598点で6位に終わり、連覇はならず。20歳の岡慎之助(徳洲会)が86・832点で金メダルを獲得した。
最終種目の鉄棒。岡が着地を決めた瞬間、うっすらと目に涙を浮かべた橋本は両手でガッツポーズした。岡が金メダルを獲得すると、満面の笑顔で祝福。拍手、ハイタッチ、そして一緒にガッツポーズして新王者の誕生を喜んだが、その後、床に顔をついて号泣した。
試合後のインタビューでは「新しい歴史をみれて僕は幸せです」「団体の金メダルだけでもうお腹いっぱいなので、悔しい気持ちより幸せすぎて涙が出ちゃって。団体金メダルをエースとして、エースとしてかはわからないですけど、みんなのために戦えたので今大会よかった」と振り返り、涙を流した。
この振る舞いに視聴者も思わずもらい泣き。「素敵すぎるよ」「もらい泣く」「橋本選手の涙」「強さと優しさ」「橋本選手の涙、尊く美しい」「『幸せです』と言い切る姿にジーン」「男前やわ」と感動の声であふれていた。
橋本は試合後、インスタグラムを更新。天を仰ぐ写真とともに「パリ大会も忘れられないオリンピックになりました」などと投稿した。