男子柔道 ウルフ・アロンが準々決勝敗退…予選は地上波&BS中継無し ファンから悲鳴わき起こる「英語実況だけとは…」

 「パリ五輪・柔道男子100キロ級・1回戦」(31日、シャンドマルス・アリーナ)

 東京五輪金メダリストのウルフ・アロンが出場する男子100キロ級は、前半の2回戦まで地上波&BSで中継がなく、ファンからは悲鳴がわき起こった。ウルフは準々決勝で敗退し、連覇の夢が破れた。

 連日、誤審問題がわき起こるなど、ファンの注目を集めている柔道競技。男子100キロ級の1回戦は日本時間午後5時からスタートしたが、テレビ中継は行われていない。

 全日本柔道連盟は男子100キロ級と女子78キロ級はTverでの配信があると告知。ただ英語での実況となっており、ファンからは「今日の柔道の予選、テレビでやってくれない」「オリンピックの中で柔道1番の楽しみなのに」「英語実況だけとは…とほほ 何もわからないよー」と悲鳴があがっていた。

 1回戦に登場したウルフは開始15秒で技ありを奪い、積極的に仕掛けて相手がたじろぐ場面も。最後は再び技ありを奪って合わせ技一本となり、五輪連覇へ快勝発進した。

 2回戦ではポルトガルのフォンセカと対戦。本戦残り0秒で一本勝ちで勝利し準々決勝進出を決めた。しかし準決勝進出をかけた一戦でジョージアの柔道家に敗れ、連覇の夢は霧散した。今後は敗者復活戦へまわる。

 また女子78キロ級に出場した高山は準々決勝で3度目の指導を受けて反則負け。畳にぼうぜんと立ち尽くし、納得がいかない様子で一度は礼を拒否したが、審判に促されて一礼し、畳を降りた。

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